メール受信ソフト開発時のトラブルを紹介
中井技術工房 メール受信ソフトテク Oct.28,2011 改正

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メール受信ソフトのテク

「くたばれジャンクメール」開発中に出くわした、メール受信ソフトのテクニックとトラブル事例を紹介します。

violate STD53 の LIST ANS

久々に、OCN での受信記録を詳細に見ると、いつのまにか、LIST の Ans として「有名な 〜 violate STD53」が消えています。(2010/05/25)

[R]:+OK Hello there. <28720.1274749037@sand.ocn.ne.jp>
[S]:USER nakai99
[R]:+OK Password required.
[S]:PASS *******
[R]:+OK logged in.
[S]:LIST
[R]:+OK scan listing follows.
[R]:.
[S]:QUIT


Ans はサーバー主導型

早い話、サーバーのつごうでデータを出してきます。
クライアントのコマンドに対して1行ずつAns を出してくると思ってソフトを書いていました。
LIST とか UIDL のように複数行の Ans を出してくる場合、どこで区切って出してくるかわからず、受信側で合成して、区切りマーク(CRLF)を検知して行分解する必要があるようだ。


VC/MFC では CSocket クラスを使う

受信ソフトは CSocket クラスを使用すれば、通信部分はわりと簡単(?)に作れます。

このクラスは組込み関数が少なくそれほど苦労はしません。


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