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FAQ(よくある質問と回答)

[似たようなモデルがたくさんできて困っていますが?]
類似モデルの相違をチェックする機能(メニュー)があります。
1つのファイルを読み出してから、このメニューで比較ファイルを指定すると、差のあるデータをリスト形式で印刷できます。
データ項目(GRIDとか)を指定して、特定のDFのデータと入れ替えることもできます。昔のデータに戻すとかいうのも実務ではよくあります。
モデルを連続的に仮起動するメニューがありますので、次々とチェックすることができます。

[木質系の構造物に使えますか?]
本ソフトは材質不問で、その材質に合ったデータ(E,ν,I,J,Aとか)が用意できれば計算できます。
構造物が線状の梁で近似できて、大変形しないという前提があればOKです。
大変形しないとは、ルール計算程度の変形ならOKという意味で、材料力学の最初の方に出てくる梁曲げ基本式がベースになっていると考えてください。
技術的に言えば、荷重と変位が直線的に変化し、弾性範囲(荷重を除くともとに戻る)とかいうことになりますが。

[ダウンロードして解凍しても一部のソフトが動かないのですが?]
メニュープログラムの「設定条件初期化」メニューを実行してください。
前回クローズ時の条件を保存するようにしている関係で、ユーザーのPC環境と設定ファイルの状態が異なるとハングアップもしくは中断するかもしれません。
メニュープログラムが立ち上がれば、システム上は問題ありません。
インストール後にディレクトリを移動させたときも起きるかもしれません。このときは、「入力、CSV DF 格納パスサーチ」メニューを実行ください。
断面計算プログラムのディレクトリを移動させたときは、「材料IDX DFサーチ」メニューを実行ください。
本ソフトにはプロテクトがあります。評価版は30日を越えると再インストールしても計算できません。

[部材の座標軸がわからなくなったのですが?]
入力、結果作画プログラムの作画画面に「Elem サーチ」の機能があります。(「ES ON」ボタン)
Elem を順番にとか、Elem を指定して部材指定方向を作画できます。
各Elem の両端が剛かピンか、両端のGrid は何番かとかいった情報も表示されています。モデル指定時にチェック用に使用ください。
結果作画プログラムでは、指定Elem にかかるF,Mt も作画できます。

[複雑なモデルを作画するとグジャグジャでよくわかりませんが?]

入力、結果作画プログラムの作画画面には、座標を限定して作画できます。(「表示条件設定」メニュー)
たとえば、z=指定値の面だけ表示するとか、幅をもたせてz−Δz〜z+Δzの範囲を作画するとかいったこともできます。

[何をするソフトですか?]

この質問にはまいってしまいましたが、構造物の強度計算をするソフトです。
「線状の構造部材」で強度を保っている構造物の強度計算を簡単に実行できます。
たとえば、軽量鉄骨の家や、H型鋼などを溶接して作ったビルなどでは、壁などはあまり強度をもっておらず、柱や梁などで強度をもっています。
これらの部材は「線で近似できる」構造部材です。
一部にピンを使用したクレーンのような構造物(これも線状近似が可能)も計算できます。
汎用仕様になっていますので、幅広い分野で使用できます。

[実行できるPCに制限はありますか?]

Windows95/98/NT/2000/XP で動作確認ずみです。ME でも動きます。
有名メーカーのPCなら問題なく動きます。旧タイプの NEC PC98シリーズも可です。  
メモリは32MBでは動きません。64MB以上実装ください。128MB以上を推奨します。  
メモリ量とPCのクロック数(速度)がもろに効くソフトです。

[プリンタは何が使えますか?]

プリンタはレーザープリンタを推奨。複雑なモデルでも細かな線で表せるようにという意味です。
Windows ソフトなので、プリンタは選びませんが、かなり細い線も使用します。
プリンタの作画ドット数は、メニュープログラムの設定メニューで指定することができます。
カラー出力もできます。印象的な出力が必要なときに使用ください。技術計算なので、たいていモノクロで十分でしょうが。

[動作に必要なソフトがありますか?]

本ソフトは MFC VC++6.0 で MDI のスタティックモデルとしてコンパイルされています。
したがって、VB製ソフトのように、DLL/OCX のような「実行補助ソフト」は必要ありません。
なお、印刷ツール(PRNF.LZH)を別ファイルで供給していますので、同一ディレクトリで解凍ください。

[入力データファイルが多くなって大変ですが?]

入出力DFは、別ディレクトリに格納することができます。
分野別とか、客先別とかで別ディレクトリを用意し、切り替えて使用ください。
メニュープログラムの「設定」メニューで格納ディレクトリを選択することができます。
現在の選択ディレクトリは、メニュー画面の最下行に表示されています。

[連続起動できませんが?]

本ソフトは、メモリをたくさん必要とします。
実装メモリが少ないか、他のソフトを起動したままにしておくと、実行に必要なメモリが足りなくなり起動できなくなります。
特に、下流のプログラムを次々に起動するような連続起動法をとるとメモリはいっそう必要です。
必要に応じて、メモリを追加ください。

[建築用ソフトですか?]

ちがいます。汎用ソフトです。
もちろん、建築用に使用してもなんら支障はありません。ユーザーも建築分野が一番多いようです。  
したがって、特定分野だけに通用する「常識(Eはなんぼとか)」は考慮されていません。  
原理に忠実に作られていると思ってください。

[立体版と平面版はどう使い分けするのですか?]

ふだんから平面計算しかしない人は、平面版だけを使用すればいいでしょう。
立体版でも平面計算はできますが、座標軸指定が煩わしく、結果も不要なデータが出ます。
ただ、平面版を使っている人も、いずれ立体計算したくなるようなので、最初から併用した方がいいと思います。
プロの方には、平面版と立体版の併用をお勧めしています。

いろんな形の構造物を扱う人は、最初から立体版を使うか併用してください。  
大企業の人には、平面版は「便覧」代わりに使って、まともな計算は立体版で、という使い方をするような方もおられます。

[骨組計算の原理を知っておく必要がありますか?]

ソフトを作る側は、もちろん原理に詳しくなければなりませんが  
利用するユーザーは、座標系の違いぐらいを認識していればいいと思います。  
剪断力やモーメント方向などは、マンガ的に作画できる機能を設けてあり、直感的に捕らえることができます。  
詳しいガイダンスを公開していますので、それと見較べながら簡単なモデルを解いてみれば、わかると思います。  
ただ、最低限、材料力学の梁曲げぐらいはわかっている必要はあると思います。  
また、大変形には原理上対応していないことを認識しておいてください。(普通の構造物が、普通の荷重を受けるときは問題ありませんが。)

[ピンは取り扱えますか?]

ピン付き梁は、数学的には骨組計算に包括されています。安定モデルであれば問題なく解けます。
[max,min値の表示はありますか?]
計算結果のリスト中に赤色表示していますし、別途、max,min値とその位置(Elem No,Grid No等)を表示しています。
[回転バネは取り扱えますか?]
バネは、6方向のいずれの方向にも取り付けられます。2点間のlocal 方向にベクトル的に定義できます。
特定方向を「まま子」にしたりはしていません。  
固定端取り付け、Grid間取り付けも可能です。  
回転バネでは、部材の回転方向とバネが止める回転方向に注意ください。

[床はどうしたらいいでしょうか?]

梁に床荷重を分散させて、かけてください。
剛床データを使って、面内変形を阻止することができます。
強力なブレースをかけて面内変形を阻止してもかまいません。(近似計算)

[モデルを定義したのですが、計算するとわけのわからないデータが表示されますが?]

不安定なモデルになっています。
全体として、拘束条件が不足していないかチェックください。
左右対称とか、非回転モデルなら止まるのを期待するのではなく、積極的に止めてください。

[左右対称モデル注意、非常に簡単なモデルも注意]  
左右対称モデルに左右対称荷重をかけると、直感的には左右に動きませんが、計算上は、誤差がずるずる拡がるという現象がおきます。左右に動かないようにする、回転しないようにするために、拘束条件を追加ください。
1本の梁とかいうのも、不安定になりやすいようです。動かない方向、回転を止めてください。
拘束条件は、実際に止めるときだけでなく、動きを止めるところはどこでも定義できます。

[ピンに注意]
ピンを多用すると、不安定になりやすくなります。ピン構造の頁を参照ください。
拘束条件のピンも盲点になりやすいので注意ください。
剛接部材と同一座標間に、両端ピン部材をとりつけて、不安定になっているモデルもありました。

[入力データや計算結果をエクセルで読み書きしたいのですが?]

[入力データ]
入力データは、入力プログラムで読み書きできます。
入力データをエクセル等で作るときは、いったん簡単なモデルを定義してCSVファイルに書き込み、それをエクセル等で修正してください。
計算するときは、このCSVファイルを読みこんだあと、計算用テキストファイルに書き込む必要があります。

[計算結果]
結果を利用するときは、計算プログラムで、データを選んでCSVファイルに書き込んでください。
(CSV書込みメニューあり。)
エクセルを起動して、このファイルを読み込んでください。  
アクセスでも読み込めます。DB操作に慣れた人は、この方が使いやすいかもしれません。

[大きなモデルを計算すると計算結果が2重表示になりましたが?]

Windowsでは、65536(2^16)ピクセル(ドット)以上表示させようとすると、前の端から重ね書きされます。
16ビット処理をしていると言えば、釈然とするでしょうか?
1キャラを8ドットで表示しても、行間すき間を考えると数千行でパンクします。
計算は正常に終了していますので、表示限定機能を使用して、表示データを限定してください。(変位・回転のみとか。)
印刷プログラムには制限がありませんので、印刷プログラムで表示させてください。

[部材ごとの重量表が欲しいのですが?]

入力プログラムに「集計」メニューがあります。
このメニューで、材料、Elem ごとにL,Wtを計算・集計し、結果を印刷、CSVファイル出力する機能があります。
CSVファイル出力は、エクセルに取り込んで編集することができます。
ただし、Axが全断面積を表し、γが正常に定義されていないと正常に計算できません。  
自重を計算するときにも参考になります。

[ 極慣性モーメント J は何ですか?どうやって決めたらいいですか?]

J はねじり剛性係数です。T=G*J*θ でトルク(x軸の回転モーメント)を計算します。
薄板を組み合わせて作っているH型鋼などでは J=Σ(L*t^3/3) で近似すれば十分です。
断面形状依存性が高いため、けったいな断面のときは、教科書などで、個別に詳細に調べてください。
ただし、ねじり剛性を考慮する必要がないときは、J=0 としてもかまいません。(問題が発生すれば、0.0001とかの非常に小さい値を入れてください。)  
J は断面計算プログラムで計算することもできます。


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